購買業務の合理化が企業を変える。

《購買部》購買業務の合理化が企業を変える。

購買部部門目標にも購買業務の合理化に関する記述がない。ということがどこの企業にもみられる。

購買は社内の特権部署として君臨していることが多い。購買担当者も長年変わらないというケースも見かける。この結果購買業務は属人化する。

合理化すべき問題点が見えなくなる。

購買と言えども視点を変えて合理化するためにはジョブローテーションである。

購買業務は仕入開発的な不定型の業務(ソーシング)と定型発注的な業務(パーチェシング)に区分できる。

ソーシングとは、商品仕様や取引条件などの購買の条件を規定し、取引先の選択や交渉によって最も適切な条件を獲得することである。

購買に携わる部門の最も重要な業務である。

一方パーチェシングとは、ソーシングによって得られた規準に沿って実行される日常の購買実務であり、購買全体が基準に沿って実行されるための地道な業務である。

この二つの業務区分があまり意識されていないために発生する混乱が非常に多い。

購買の改善に取り組むためには、この業務毎の違いを理解することが大切である。

すなわち定型的な発注業務はルールと仕組みありきでありいくらでも合理化が可能である。

無駄な作業がないか、重複する作業はないか、本当にその作業は人が行う必要があるのかを検証いただきたい。その結果システム的に対応すべきは改革いただきたい。

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