《総務》改善提案制度は運用管理がポイントである。
改善提案の管理は部門責任者が行うものである。
その結果を部門報告書に記載するのが総務の役割である。
改善提案では管理できていない部門とできている部門の差が激しい。
どこの会社にとっても社員の英知を集め、合理化を進めるには改善提案を出させることは極めて有効な手法である。
会社を変えていくための改善提案であり業務の一環として認識しなくてはならない。
改善提案をうまく活用すれば大きな成果につながることはトヨタの例を待つまでもない。
このことが全く理解できていない部門がある。総務が作成する改善提案の集計表を見れば明らかである。
提出ルールは工場長も含めて改善提案を月1件出すことである。部門内で実行管理を行い総務に結果を報告する。
多くの改善提案制度での運用の誤りは、他部門の批判を書くことにある。
他部門のことを書くのではなく自分が率先して改善できることを書く。これが基本的な
ルールである。
繰り返すが改善提案は部門長も含めて月一件出す。
内容を部門長が確認して指導する。採用不採用を明らかにし採用案件は担当者の実行を支援する。
担当者任せにしたり放置せず、必ず本人にフィードバックを行う。これを守っていことが何より重要である。
できない部門がのさばってしまうと、きちんと取りんでいる部門に対して全く失礼なことになる。