購買の報告書の在り方。

《購買》購買の報告書は具体的でなければならない。

購買の報告書は報告のための報告書ではなく、実務に即した実質的かつ具体的な内容である必要がある。

特に購買は会社の方針と合致した原料調達を行うため多額の資金を扱うことになる。

そのため思い違いが起こりやすくなり、購買という部署はややもすると独善的になりがちである。

しかし購買は製造部や営業部の意向を聞くことで成り立つ部署である。

それ故に単に安いだけの原料を調達すればよいということではない。

品質を見極めて仕入れる必要があり、そのためには現場へ行くのがベストの手法である。

かつて弁護士の中坊公平氏が言った言葉に「現場に神宿る」というのがあるが、購買も同様である。

行動した後の購買の報告書はかくして中身が濃くなる。

良い原料を仕入れるには現場に近づくこと、自分の目で現場を見ることが特に重要である。

購買を指導するときは、行動する購買を目指すよう導いていただきたい。

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