オンリーワンの時代

《営業》生き残るためのオンリーワン戦略。

モノもコトも溢れかえった成熟社会の日本では、オンリーワンの価値を持たない限り選ばれる対象とはならない。

企業の事業戦略としてオンリーワンの価値を持つには、機能や品質に加え、独自の付加価値をイメージさせなくてはならない。

従って、ブランドを築くに は、独自の付加価値をモノやコトに宿らせるための「仕組み」をつくらなければならない。

その一つには企業の信頼性が重要視される現在、コーポレートブランドを適切に構築することが求められている。

「ブランドは一夜にしてならず!」と言う べきであり多くの企業のCI導入後を見ても、またその市場浸透速度を見てもブランドロイヤリティはそんな短期間には浸透しないことを証明しているようである。

コーポレートブランドを構築し、企業の存在価値と信頼性をアピールするにつけては営業のイメージが大きく影響する。営業の身だしなみはBI(ビヘイビア・アイデンティティ)の一部であり企業の顔でもあるのだ。

身だしなみ、提出するプレゼン資料、説明話法が一段階垢抜けしていなくてはならない。泥臭い営業が「うちもCIしてますねん。」と言ってもピン とこない。

CI導入時には営業の印象も重要な付加価値になることを申し上げたい。コーポレートブランド育成のためには、企業活動全般にわたって目配りをする必要がある。

ある会社の朝礼で戌年をもじって「時代の戦略はオンリーワン」であると話させていただいたことがあるが、意味が通じてないのか話が滑ってしまった。現場の社員に会社としての事業戦略の真意を理解させるのは途方もなく難しいということである。

裏を返せば従業員一人一人が会社の事業戦略を理解している企業はすこぶる強いということができる。何度も何度もその年度の事業方針だけでなく経営理念や経営方針を理解せる事が企業の基盤となり血となり肉となるのである。

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