工場の5Sを停滞させるな。

《製造》工場の5Sを停滞させるな。

ある工場の残業が指導により減少していることは好ましいことであるが、幹部の報告書の中身は解決策と期限を示せておらず中途半端な反省の弁が目立つように思うことがある。

結果として残業は削減できたが、計画的な結果ではないと言うことだ。

こういう工場の場合何かにつけてアンバランスである。コンサルタントとしてはとくに工場の5S活動を停滞させてはならないという指導をする。その結果。水準が低い工場が5S活動発表会での1位になることがある。ところが評価内容が一位だったわけではなく伸び率が1位であったということもある。

その工場はどう見ても基礎的な5Sの水準はまだまだ低いと言わねばならない。

工場における5S活動は、5Sリーダーに任せておくだけでは成長しない。

部門の責任者たる工場長がリーダーシップを発揮して5Sリーダーを強力にサポートしなければ成果は期待できない。

従って工場長の意識する水準以上の5S活動は生まれない。

工場長自らが問題意識を持ち他部門や他社の事例を取り込みながら何が足りていないのかを考え指導実践することが重要である。

再度5S活動発表会で優勝ることを目指すような意気込みを指導し期待することになる。

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